以前、私は会社を退職し一時的に無職の期間がありました。
一応次の仕事先は決まっていたのですが両親からの猛反対に会い仕方なく別の仕事を探すことになったのですが、その時生まれて初めて「雇用保険の失業給付金」(まあいわゆる失業保険)の手続きをしました。
待機期間が終わりハローワークで決められた「失業の認定日」に手続きを行うのですが、このとき必要になるのが「求職活動実績」というものです。
私ははじめこの「求職活動実績」作りに結構悩みました。
求職活動実績の作り方は何種類か方法があるのですが、基本となるのはハローワークの窓口での職業相談です。
いや〜ハロワの職業相談ってどんな相談をすればいいんだろ?
下手なこと相談して自分の希望ではない業種の仕事に就くことにはならないのだろうか……..とか考えてしまい結構相談内容について悩みました。
でもそんな心配は無用でした。
職業相談はそんなに難しく考えなくてもいいんです!。
この記事では私が数ヶ月のハローワーク通いで身につけた簡単で短時間で済む職業相談の方法を紹介してみたいと思います。
ハローワークの職業相談とは?
まずはじめに職業相談とはどんなものかを説明します。
職業相談とはハローワークの窓口を通して相談員に就職に関するあらゆる事を質問できるハローワークのサービスの一つです。
現在失業中で失業給付金の申請をしていると、この職業相談が求職活動実績となり失業認定日に実績として認められます。
失業給付金をもらうには職業相談は必須
失業給付金をもらうには基本4週間に2回の求職活動が必要となりますので、セミナーなど他の求職活動で1回分実績を作れてももう一回はやはり職業相談を利用せざるを得ません。
そういう点で職業相談は失業給付金を受け取るには避けて通れないものです。
もう悩まない!私の簡単職業相談術
それでは私の簡単職業相談術を紹介しましょう。
①:求人端末から適当なネタを探そう
ハローワークに行ったらまず窓口で求人情報端末の使用許可を申し込みます。
そして求人端末から自分が興味を持っている職種の求人を探し求人情報をプリントアウトします。
このプリントアウトした求人情報を職業相談のネタにします。
この求人情報を持って窓口で職業相談の申し込みをします。
余談ですが私の場合ですとトラックの運転手など運送系の仕事を一応次の仕事として考えていました。
ですのでまず職安にあるパソコンの求人端末から運送系の仕事の求人で良さげなものを探して端末から求人情報をプリントアウトし職業相談のネタとしていました。
②:必要な資格などの条件を質問する
求人情報を使ってどんなことを職業相談するのかというと必要な資格や経験など応募条件についての質問です。
私の場合の実例を紹介します。
すいません。この運送会社の求人なんですが中型免許が必要なのでしょうか?
この求人は……応募資格に普通免許としか書いていないので中型免許は必要ないハズですよ。
そうか〜なら応募できるのかな。フォークリフトの免許はあったほうがいいんですかね。
運送会社なので持っている方がいいとは思いますが必須条件にはなっていませんね。
まあ、こんな内容で職業相談の話を進めていきます。
求人先に電話してくれそうなら断る
話を進めていると相談員にもわからない事が出てきます。
この会社は長期連休とかは取れるんですかね?
求人情報に記載がないのでちょっとわかりませんね。求人先に電話して聞いてみますか?
う〜ん。応募することになったら面接で直接聞いてみますね。
私はここでやんわり断っています。
いや、別に電話してもらってもいいんですけどね。
ここで電話したからといって必ずしも応募しなければいけない訳ではないです。
ただ電話をしてもらうとその後10分くらい職業相談の時間が長引くので断っているだけです。
③:家で家族と相談しますで立ち去ってOK
一通り質問が終わると相談員がその会社の面接に応募するかどうかを聞いてきます。
どうしましょう?この会社応募してみますか?
求職活動実績が欲しくて職業相談に行っているなら応募は断ってしまってOKです。
私の場合何と言って断っているのかというと
家に持ち帰って家族と相談してそれから応募するかどうか考えます。
これでOKです。
それ以上深く突っ込まれるようなことはありません。
ハローワーク職員はお役所仕事しかしていないのでお互い流れ作業的相談でOK
こんなこと言うと怒られますが、ハローワークの相談員はそれほど親身になって相談を聞いてくれる訳ではありません。
私もはじめの頃は質問内容を考えて職業相談をしていましたが、相談員はほとんど転職もしたことがないであろう公務員でアドバイスなんて役にも立ちません。
それどころか聞いてもわからない、わからないでなんの相談に行っているのかこっちもわからなくなってきます。(特におじさん相談員はお役所仕事の典型です)
ですのである程度のところで相談を打ち切ってしまった方が双方のためになります。
ハンコをもらうための流れ作業的相談でOKです。
④:他地区のハローワークも上手く利用しよう
ハローワークは登録してあれば自分の居住地から離れた場所にある他地区のハローワークも利用することができます。
毎回同じよう内容で職業相談をするのに抵抗があると言う人は他の地区のハローワークに行くのもアリです。
私は毎回ほとんど同じような運送会社の求人情報を使って職業相談をしていましたが、やっぱり同じ相談員に連続で当たってしまった場合などは同じ質問だとちょっと気まずいです。(向こうは質問内容など覚えていないでしょうが)
大きいハローワークだと同じ相談員に当たる確率もそんなに高くないのですが、その地域にハローワークがない場合の小さい出張所などの時は毎回同じ相談員しかいません。
こういう場合は同じ県内の他のハローワークに行ってみたり、隣町の出張所に行ってしまえば、別の相談員が担当しますので全く同じ質問をしても気まずいことはありません。
用事があったからついでに来たといえば突っ込まれない
私は結構他の地区のハローワークにも行っていました。
例えば市外に出かける用事があった時などは、ついでに他地区のハローワークに行くなどです。
向こうの担当者に何故わざわざ遠くのハローワークに来たの?と質問されても正直に「こっちに用事があったからついで寄った」とかいえば深くは突っ込まれませんので何も問題ありません。
注意:認定日は必ず職業相談をしてから帰ろう
最後にハローワークに認定日に行ったらついでに職業相談もしてから帰りましょう。
何故かというと失業給付金を貰うためには月に2回の求職活動実績が必要なのですが、月2回就職活動実績を作るのは結構面倒です。
もしも認定日に職業相談するのを忘れるとその後2回も求職活動実績を作らなければなりません。
実際、ギリギリになって2回も職業相談にハローワーク行くのは面倒です。
ですから認定日にハローワークに行ったらついでに職業相談も済ませて帰るという習慣を作りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事で紹介した方法を使えば失業給付金を受給するための求職活動で悩むことはなくなります。
じっくり仕事探しをするには失業給付金は必須です。
焦って就職してもロクなことがありませんから失業給付金を堂々と利用していきましょう。
皆さんの就職活動が上手くいくこと願っています。
それでは。
コメント