[評判イマイチな]アンカーキャストとしてヤマトで働く利点とは?

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「ヤマト運輸でアンカーキャストとして働く利点とは何でしょうか?」

契約社員であるアンカーキャストは正社員であるセールスドライバーと比べると待遇面、特に給与や賞与は3分の2ほどになってしまいます。

それでも仕事内容はほぼ同じで運ぶ荷物もほぼ同じです。

ん~?やること変わらなく給料安いならアンカーキャストってなる意味ないじゃん

そう、普通に考えるとアンカーキャストは利点が無いように思えてしまうのです。

しかしアンカーキャストにもしっかりと利点があります。

それはセールスドライバーと比べて負荷、ノルマが少ないことです。

この辺りを説明しましょう。

利点①:配達する荷物は70個前後と少ない

アンカーキャストが1日に配達する荷物は70個前後と言われています。

もちろん時期や地域によって増減するのですが、セールスドライバーは1日平均150個(時期や地域によって変わる)前後を配達すると言われますからアンカーキャストの仕事はその約半分ということになります。

1日で150個も配れないよ〜

セールスドライバーの150個という数字は仕事に慣れたベテランの人の平均配達数ですから忙しい時はもっと配達しています。

アンカーキャストはセールスドライバーの引き継ぎのような役割の仕事ですから、残っている荷物を配達すると思えば気も楽ですね。

まあ、そう考えればなんとかできそうかな?

特に運送業が初めての場合だと自分がどれだけ配達できるのかわかりませんし、街中の運転も不安です。

けれど70個ならなんとかできそうな気もしますね。(本当か!?)

利点②:車が軽車両

アンカーキャストが配達に使う車はセールスドライバーとは違い軽車両やワンボックスカーとなります。

アンカーキャストはセールスドライバーが通常配達に使う2トントラックには乗りません。

これは運転に自信のない人には大きな利点となりますよね。

だって2トントラックや4トントラックなんて普通車と比べたら別物ですし、トラックはマニュアル車も多くてオートマティック車しか運転したことがない人がいきなり乗れるような代物じゃありません。

トラックどころか、マニュアル車なんて免許取ってから1回も乗ったことないよ〜

現在セールスドライバーの求人ではオートマティック車の免許でも応募可能となっていますが、マニュアル車免許や中型免許の取得を推奨しているのでセールドライバーだと4トンのマニュアル中型車両に乗らなければいけない事もあるのかもしれません。

私は中型免許を持っていますが正直マニュアル4トントラックなんて怖くて乗りたくありませんね。

トラックはブレーキも普通車とは違いますから慣れるまで大変なんです。

軽車両で配達ができるアンカーキャストは大きな利点ですね。

利点③:集荷の営業が無い

アンカーキャストは集荷の営業がありません。

ここもアンカーキャストとセールスドライバーの大きな違いです。

セールスドライバーはただ荷物は配達するだけではなく集荷という仕事も加わるのです。

集荷の営業とはお客様に営業をかけて仕事をもらってくるというものですが、口下手な人などは少し大変かもしれません。

僕は喋るの苦手だし、営業なんてしたことないよ。

実際は配達の時にお客様に一声かけて集荷の案内をするだけという場合も多いようですが、一応営業所単位でノルマはあるようです。

ただでさえ大変なセールスドライバーの仕事にはこの集荷の仕事もあるというのが影響しているのかもしれませんね。

でもこの集荷がアンカーキャストにはありません。

ただ配達の仕事だけに集中すれば良いというもアンカーキャストの大きな利点ですね。

利点④:午前中は自由に使える

アンカーキャストの勤務時間帯は13時〜21時までとセールドライバーよりかなり遅い時間からのスタートなります。

午前中はゆっくり寝ていられる!

朝が弱い人や子供のお弁当を作らないといけない主婦の方には昼から出勤できるというのは良い利点です。

アンカーキャストになる人は何か国家資格取得を目指している人や起業のための準備をしている人も多くいるそうです。

そういう人たちは午前中を勉強や準備の時間に使えるのでアンカーキャストの方が都合が良いようですね。

他には午前中はジムに通ったりランニングしたり習い事をしたりと自由に時間が使えるのもいいですね。

利点⑤:セールスドライバーより研修が少ない

実はアンカーキャストにも研修があります。

え!?契約社員のアンカーキャストにも研修があるの?めんどうくさいな〜

ただし正社員であるセールスドライバーよりかなり少ないものとなっています。

まず入社すると新人研修というものが2週間ほどあります。

ここでは安全の座学や運転実習をやります。

その後配属先で1ヶ月ほど先輩社員の車に同乗して実際に運転などをしながら業務を学びます。

そして運転技術や業務の理解度などのチェックを受けてからテストをして合格してから独り立ちとなります。

ここまで約2ヶ月くらい。アンカーキャストの研修はここまでです。

セールスドライバーの場合は更に3ヶ月ごとに研修があり1年くらい研修が続きます。

アンカーキャストの方が研修少なくて楽チン♫

まあ、安全のための研修がほとんどですので少ないのも不安ですが、そこは正社員と契約社員の違いでしょうか?

研修や座学なんてやりたくないという人にはアンカーキャストの方があっているかもしれませんね。

利点⑥:実はアンカーキャストを経てセールスドライバーになることも可能

実はアンカーキャストからセールスドライバーになることも可能です。

え!?そうなの?

私が以前ヤマト運輸の社員さんから伺った話では可能なようです。(詳しくはヤマトに問い合わせて見てください)

運送業界に入って見たいけどセールスドライバーで荷物を150個も配れるのか不安な人や、ヤマトという会社に何か心配な点がある人などは1度お試しで入って会社の実情や自分の仕事の適性を見てみたいと思うものです。

アンカーキャストの仕事は集荷がない以外はほとんどセールスドライバーと変わらない仕事内容ですから、アンカーキャストで試してみてからセールスドライバーとして採用してもらうというのも賢い戦略であるかもしれません。

やっぱり仕事は実際にやってみないとわからない部分も多いですから、不安点がある人は契約社員であるアンカーキャストからというのもアリですね。

まとめ

ヤマト運輸で契約社員アンカーキャストとして働くことの利点を考えてみましたが、利点は結構ありますね。

私としては

  1. 配達する荷物が少ない
  2. 軽車両

という点は運送業界初心者にはポイントが高いのではないかと思います。

一見、アンカーキャストとしてヤマトに入社するというのは強調点が少ないように思えますが、そこからセールスドライバーになるというステップアップも考えられるなら話は別です。

皆さんも、ヤマトの入門編として是非アンカーキャスト入社を考えてみてはいかがでしょうか?

それでは。

参考記事↓

ヤマトのアンカーキャストに人が集まらない5つの理由
ヤマト運輸が採用を進めているアンカーキャストというドライバー職をご存知でしょうか?。アンカーキャストは夕方から夜を中心として荷物の配達をする仕事なのですがあまり採用が進んでいないのが現状のようです。その理由について考察して見ましょう。

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