皐月賞馬サートゥルナーリア、ダービー馬レイデオロ、菊花賞馬エピファネイア、桜花賞馬ハープスター、オークス馬シンハライト………
ここ数年で競馬の華であるクラシックレースを制したキャロットクラブの所属馬たちです。
私はキャロットクラブの会員になりもう15年も経つのですが、正直15年前はキャロット所属馬がダービーに出走するだけでも夢の話、ましてや勝利するなんて絶対にありえないことだと思っていました。
しかし15年後の現在は(2019年)はダービー出走どころか勝って当たり前のような馬まで登場するような恐ろしいクラブに変貌を遂げました。
ノーザンファームのアウトレット処分市と言われていたのはもう過去の話です。
そんなキャロットクラブには当然入会を希望者も絶えません。
「しかし今さら入会しても欲しい馬を買えないし楽しめないのでは……」と二の足を踏む入会希望者も多いと聞きます。
しかしそれでも私はキャロットクラブへの新規入会を断然オススメします。
それはキャロットクラブのサービス全般が他のクラブを圧倒していて新規入会からでも十分楽しめるような制度が出来上がっているからです。
そこで会員歴15年の私がキャロットクラブのサービス面で「ここは特に素晴らしい!」という点を7つ挙げてみました。
入会希望の方は是非参考にしてみてください。
①:毎年のようにG1を勝てる良血馬が募集されている
キャロットクラブでは毎年のようにG1を勝てる良血馬が募集されています。
実際に近年G1を勝った募集馬を挙げますと
- 2017年募集馬・・・サートゥルナーリア、クリソベリル、ノーヴァレンダ
- 2015年の募集馬・・・レイデオロ、リスグラシュー
- 2014年の募集馬・・・リオンディーズ、シンハライト
- 2012年の募集馬・・・ハープスター、マリアライト、ネオリアリズム
毎年の募集馬の中に重賞級で4〜5頭、G1級で1〜2頭が含まれているような感じです。
キャロットクラブの上位クラブとも言えるサンデーレーシングと比べてみても募集馬の質は見劣ることはなくなってきました。
10年ほど前のキャロットクラブは重賞級で年に1〜2頭、G1級は2年に1頭といったような感じでしたから明らかに募集馬の質が上がっています。
近年ノーザンファームは同じ系列のシルクレーシングにも良血馬を回していますが2019年現在ではキャロットクラブの方が全体的にまだ質が上でしょう。
他のクラブだと重賞級で3年に1頭、G1級は10年に1頭が普通
キャロットクラブ、サンデーレーシング、シルクレーシング以外の一口クラブの募集馬は重賞級は5年に1頭、G1級は10年に1頭が普通です。
例えば日高系の一口クラブである「ロードホースクラブ」の場合は過去20年でG1を制したのはロードカナロアとレディパステルの2頭だけです。
重賞勝ち馬はロードクエスト、レディアルバローザなど数頭いるものの概ね3年に1頭重賞級がいるかいないかのレベルです。
老舗のクラブであるラフィアンターフマンクラブ(マイネル軍団)なども同様の傾向です。
全体の質が高いので一口馬主として1勝でもしたいという人にもオススメのクラブ
キャロットクラブの募集馬はほとんどの馬がノーザンファームの生産馬であることからもわかるように全体的な質が高く全くダメという馬は少ないです。
日高系の一口クラブなどは全くスピード不足でダメだったり、体質が弱すぎてデビューまで辿り着けないという馬が今でも多いです。
特にキャロットクラブの場合は一口10万円を超える高額馬が安定しています。
高額馬は重賞やG1を勝てなくても条件クラスでそれなりに走ってくれて数年間楽しませてくれる馬が多い印象です。
もちろん安価な価格帯(7万以下)の馬も質が高くアルフレードやシーザリオのようなG1馬になるような馬も過去にいましたし2、3勝をしてくれる馬もたくさんいます。
とりあえず安価な馬で1、2勝挙げてみたいという方もキャロットクラブの方が日高系クラブのように全くダメというようなことも少なくてオススメです。
②:2〜3年に一度は超良血人気馬が絶対に買える
キャロットクラブは会員の皆さんがある程度公平に馬が買えるように「最優先希望枠」という制度が設けられています。
この最優先希望枠の制度が非常に良く出来ていて少なくとも2〜3年に1度は1番欲しい馬(超人気良血馬)が必ず買えるような仕組みになっています。
前年に最優先希望の馬が抽選で外れてしまうと翌年は抽選での優先されるようになっていて、仮に2年連続で抽選に外れても3年目は超優先的に欲しい馬が買えるというような仕組みになっています。
この制度を利用すれば会員歴の浅い会員がサートゥルナーリアやレイデオロのような超人気良血馬の一口権利を持つということも可能になります。
他のクラブだと超人気馬を買うには実績という名のお布施が必要になる
同じノーザンファーム系の一口クラブであるサンデーレーシングやシルクレーシングでは過去の購入実績で会員のランクが決められます。
この過去の購入実績のランクが高ければ高いほど優先的に希望馬に出資することができるようになります。
一応、針の糸を通すような抽選枠もあるのですがあまり期待出来ないものです。
つまり超人気の良血馬に出資しようとすると数年間のあまり人気のない馬に出資して購入実績を作るというお布施が必要となるのです。
ちなみにサンデーレーシングでは過去4年で1000万円以上の購入実績がなければ人気上位の馬を自由に出資することは不可能と言われています。
怖いですね〜
キャロットクラブはノーザンファーム系のクラブで唯一実績制がないクラブ
私がキャロットクラブをオススメする最大の理由はノーザンファーム系のクラブで唯一実績制が導入されていないのがキャロットクラブだけだからです。
例えばサンデーレーシングの場合だと会員歴が10年以上でもその年の超良血人気馬に出資しようと思えばそれなりの過去の購入実績が必要になります。
購入実績が足りなければ会員歴が何年であろうとも超良血人気馬に出資することは叶いません。(一応厳しい抽選もありますが)
しかしキャロットクラブの場合だと会員歴が浅くても購入実績が少なくても2〜3年に一度はほぼ必ず超良血人気馬に出資するチャンスがあります。
これが他のノーザンファーム系のクラブと比較しての最大の違いでありオススメするポイントです。
③:母馬優先制度があるので長い目で楽しめる
キャロットクラブには母馬優先制度というものがあります。
これは現役時代にキャロットクラブ所属馬として走った牝馬が繁殖入りしてその子供がキャロットクラブで募集された場合、母に出資していた会員は優先的にその子供に出資できるという制度です。
この制度ができたことによって元所属馬の母の子供がクラブで募集されやすくなりました。
ですのでクラブで牝馬の出資馬を持っていた人はその子供まで非常に長く楽しむことができます。
大物牡馬は母が元所属馬の母から生まれる傾向がある
キャロットクラブの大物牡馬は元キャロット所属馬の母から生まれる確率が高いです。
代表的なところですと
- 母ラドラーダ・・・レイデオロ、レイエンダ
- 母シーザリオ・・・エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリア
- 母クリソライト・・・クリソライト、クリソベリル、リアファル
などです。
牝馬の活躍馬は様々な母親から出るのですが、牡馬の大物はほとんどが元所属馬の母から生まれます。
これには理由があり超一流の輸入牝馬の子供(特に牡馬)はキャロットクラブではなく上位クラブのサンデーレーシングやセレクトセールに下ろすことが多いからです。
母馬優先権を持っていなくても大物牡馬は引ける
この母馬優先制度という制度は権利を持っていないとかなり不利に思えますが、実際にはそんなことはありません。
それは同じくらい強力な優先権である最優先希望枠があるからです。
実際私は上記の母馬優先制度の対象馬の母から生まれた大物牡馬のうち2頭に出資できています。
私はラドラーダ、シーザリオ、クリソプレーズの元出資者ではありませんでしたが最優先希望枠であっさりと出資できました。
ここがキャロットクラブの制度のバランスの良く出来ているところです。
④:ホームページが見やすく情報更新が早い
キャロットクラブはホームページが素晴らしいことでも定評があります。
シンプルで見やすく無駄がない素晴らしいホームページです。
同じノーザンファーム系列のサンデーレーシングのホームページは少しシンプル過ぎて物足りなさを感じます。
逆にシルクレーシングのホームページは作り込み過ぎていて直感的に知りたい情報に辿り着けないので使いにくいと言われています。
情報の更新頻度が多くてしかも早い
特にキャロットクラブのホームページで特に優れているのはその情報の更新頻度の多さと早さです。
トレセン所属馬の場合は週中の調教後に一度更新されるのですが、週末にレースに出走した場合はレース入線後のわずか20〜30分で関係者の話がホームページにアップされます。
これは他のクラブでは考えられないところです。
最近はサンデーレーシングやシルクレーシングも更新頻度が増えましたが、キャロットクラブの迅速さと比べるとやはり落ちます。
他にも何か馬に異常事態が起きた場合もすぐに情報更新されますし、ここまで更新が早いと本当にリアルタイムで競馬が楽しめます。
⑤:活躍馬の限定グッズが沢山売られている
キャロットクラブでは所属して活躍した馬の会員限定グッズがホームページ上のショップで販売されています。
これはG1馬などの活躍馬を持った人には本当に嬉しいサービスです。
クオカード、バッジ、マフラータオルといったものからG1優勝馬限定のミニチュアレプリカや愛馬スタンドなども限定販売されます。
ミニチュアレプリカなどは販売後数時間で完売してしまうほどの大人気です。
他のクラブだと写真ぐらいしかグッズが販売されない
他のクラブの場合ですと重賞を勝利した馬が出現しても口取り写真くらいしか販売されません。
G1勝ち馬の場合はターフィーショップやノーザンホースパークなどでグッズが販売されることもありますが限定品ではないので希少性は薄いです。
ここまで所属馬のグッズ製作に力を入れているのは1口クラブの中でもキャロットクラブのみです。
⑥:牧場見学で現役の出資馬と実際に触れ合う機会がある
キャロットクラブの会員になると牧場見学で出資馬と触れ合う機会が持てます。
北海道のノーザンファーム、滋賀県のノーザンファームしがらき、福島県のノーザンファーム天栄などに出資馬が滞在している場合は申し込めば実際に出資馬と会って触れ合うことが出来ます。
他にも社台SSでディープインパクトやオルフェーヴルなど大物種牡馬と対面することも可能です。
出資馬に会う場合は時間にして1頭あたり15〜20分くらいの間、実際に触ったり、写真を撮ったり、スタッフと話をしたり出来ます。
社台SSの場合は担当のスタッフさんがついて1頭1頭の種牡馬の馬房や放牧地を案内してくれます。
ノーザンファームや社台SSのスタッフ対応は素晴らしい
ノーザンファームや社台SSは案内してくれるスタッフの対応が素晴らしいです。
例えばノーザンファーム早来に出資馬の見学に行くとセレクトセールの競り人の一人である超有名スタッフさんがこれでもかというくらい丁寧に出資馬について語ってくれます。
社台SSでも担当のスタッフさんが丁寧に種牡馬の案内をしてくれます。
普段一般の人が立ち入ることが出来ないノーザンファームしがらき、天栄も敷地内に入ると担当スタッフが丁寧に案内してくれます。
一般の会員相手にもしっかりと対応してくれるので恐れ入ります。
牧場見学に行くとノーザンファームや社台グループが何故あれほどの圧倒的な活躍を出来ているのかその理由の一旦を知ることが出来ます。
日高系のクラブだと現役出資馬に触れ合う機会はほぼない
私は日高系の一口クラブである「ロードホースクラブ」の会員でもありますが、現役の出資馬と個人的に触れ合う機会はほぼありません。
もちろん募集馬選定ツアーなども存在しているのですが実際に出資した後には出資馬に会う機会はなく、競馬場のパドックで外から見るのみとなります。
出資馬に直接触れ合える機会があるとPOGなどのゲームとは違い実際にお金を出しているということを体感できます。
この辺りも私がキャロットクラブをオススメする理由の一つです。(牧場見学についてはノーザンファーム系の他クラブでも同じ対応が受けられます)
⑦:パーティーや祝賀会で関係者と話ができる
キャロットクラブではパーティーやG1優勝の祝賀会などが頻繁に行われています。
パーティーは年に1回関東か関西で行われ騎手や調教師、牧場スタッフなどと歓談することが出来ます。
あの武騎手やルメール騎手とも直接話をする機会も持てる素晴らしいパーティーです。
参加者が多いので立食形式になるのですが一流ホテルの食事やお酒を堪能することが出来ます。
G1勝利の祝賀会もキャロットクラブなら年に数回は開催される
G1を勝利した際の祝賀会はどこのクラブでも行われるのですが、キャロットクラブの場合は年に数回は所属馬がG1を勝利していますのでその度に行われています。
なんとその回数が多すぎて行われないことすらあります。(サートゥルナーリアのホープフルS勝利時の祝賀会は都合が付かず行われなかった)
G1勝利の祝賀会は出資者しか出席することが出来ないのですがそれだけに特別な経験が出来ます。
高級ホテルでの関係者との歓談はこれ以上ない喜びです。
そんな機会が何度もあり得るのも募集馬の質が極めて高いキャロットクラブならではです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャロットクラブの特に優れている点について私なりに挙げてみましたが、ここで触れられていない点でもキャロットクラブが他クラブに劣っている点はありません。
唯一あるとすればあまりにも活躍馬が多すぎて募集馬の価格が上がってしまったことくらいでしょうか。
まあ、これは嬉しい悲鳴みたいなものです。
新規入会からでも続ければ続けるほど大物出資馬に出資するチャンスが増えますし、実際に出資できます。
私も過去15年で20頭ほど出資をしましたが8割の馬が勝ち上がりG1も3回も勝たせてもらいました。
もちろん皆さんにもチャンスがあります。
キャロットクラブに入会してクラブライフを楽しみましょう!!!
それでは。
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