[馬主資格剥奪か?]青汁王子こと三崎優太が逮捕でベガスナイトの17はどうなる?

競馬

「すっきりフルーツ青汁」などのヒット作で知られる青汁王子ことメディアハーツ社長の三崎優太(29歳)氏が脱税容疑で逮捕されました。

法人税など1億8千万円を脱税した容疑のようですね。

テレビにもよく出演していて芸能人張りのルックスを誇る有名社長ですから衝撃でした。

若くして大金を持てるということはそれだけ無茶もしてきていたのでしょうか?

非常に残念ですね。

それよりも私が気になったのはこの人29歳という年齢で馬主資格を持っているということなんです。

昨年7月に北海道苫小牧でおこなわれた超ハイソサエティーな競走馬セール「セレクトセール」で1億1千万円もの値がついた「ベガスナイトの17」を競り落としています。

そのほかにも1頭数千万円の値がつく競走馬を3頭も購入しています。

29歳…….。

うらやましいです。

このセリでは4頭合計で2億2400万円も競走馬の購入に使っています。

でも逮捕されたら果たしてこの4頭の競走馬の運命はどうなるのでしょうか?

青汁王子こと三崎優太氏が購入した4頭の競走馬

三崎優太氏が昨年のセレクトセールで購入した競走馬は4頭。

いずれも世界最高峰のセールに出場できるだけありものすごい血統の馬ばかりです。

それぞれ調べてみました。

ベガスナイトの17(牡馬)

父ハーツクライ

母ベガスナイト

購入価格1億1000万円

昨年のセリで三崎氏が購入して超話題になった馬です。

父親のハーツクライは現役時代に唯一国内でディープインパクトを破ったすごい競走馬です。

代表産駒にはジャスタウェイやスワーヴリチャードなどの競走馬がいます。

母親のベガスナイトもアメリカズカップというG3レースの勝ち馬を出していてこちらもかなりの血統構成の持ち主です。

それにしても1億円オーバーはかなりの高額です。

億越え当たり前のセレクトセールでもハーツクライの子供で1億円を超えるのは稀ですからよっぽど素晴らしい出来の馬なのでしょうね。

ディラローシェの17(牡馬)

父キングカメハメハ

母ディラローシェ

購入価格6264万円

こちらも超良血馬です。

父のキングカメハメハは現在の日本でディープインパクトに続く2番目の大種牡馬です。

代表産駒はダービー馬ドゥラメンテやロードカナロアなど多数です。

母のディラローシェは3200mのG1天皇賞春を2連覇した名馬フェノーメノの母親です。

フェノーメノはダービーの2着馬でもありますし、おそらくはダービー制覇を目指して購入したのでしょうね。

レインダンスの17(牝)

父エイシンフラッシュ

母レインダンス

購入価格3240万円

父のエイシンフラッシュはダービーや天皇賞を制した名馬です。

母のレインダンスはG1秋華賞の2着馬であのダービー馬ウオッカにも先着したこともある優秀な競走馬です。

こちらは血統的にオークス勝利を目指して購入したものと思われます。

しかしエイシンフラッシュの産駒の牝馬で3200万ってかなりの高額ですね。

リュナティクの17(牝)

父キングカメハメハ

母リュナティク

購入価格2808万円

父のキングカメハメハはディラローシェの17と同じですね。

三崎氏はキングカメハメハのファンだったのでしょうか?

母のリュナティクは父がディープインパクトという良血馬です。

しかも母の弟であるフィエールマンは昨年10月にG1菊花賞を制しています。

セレクトセールが行われたのは昨年7月ですので、さすが青汁王子は先見の明がありますね。

こちらの馬もオークス制覇が目標でしょうか?

馬主資格剥奪だと馬たちはどうなる?

今回の逮捕で上記の4頭の運命はどうなるのでしょうか?

三崎優太氏が脱税での逮捕となると馬主資格の剥奪は免れません。

過去にも名馬オグリキャップの馬主が脱税後に馬主資格剥奪されて他の馬主の所有馬になったり、競馬界には数年に一度くらいはこんな話が出てきます。

まあ、馬主になるような人たちは多かれ少なかれブラックな側面も持ち合わせているのでよくある話です。

もしも三崎氏の馬主資格剥奪の場合だとおそらくは他の馬主に売られるか、まだデビュー前ですので共同馬主の一口クラブで再募集されるなんてことも可能性としては考えられますね。

ただいずれも超が付くほどの血統馬たちばかりですので、ひどい扱いになることはないでしょう。

その辺は一安心です。

まとめ

衝撃的でした突然の三崎優太氏の逮捕ですが、おそらく過去のパターンから馬主資格の剥奪はまぬがれられないでしょう。

三崎氏の身から出た錆ですので仕方がないですね。

でも安心してください。

昨年三崎氏が購入した競走馬4頭が殺処分されたりすることはまずあり得ません。

いずれも素晴らしい血統構成の持ち主ですので他の馬主の名義で競走馬になっていくことでしょう。

4頭ともに現在2歳馬ですので2019年の夏以降に順次デビューしていくことになります。

馬主は変わってしまいますが競走馬に罪はありませんので暖かく見守っていきましょう。

 

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