最近の献血ルームは快適なおすすめスポットに進化しています

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皆さんは献血に行ったことがありますか?

私は献血は一度だけ行ったことがあったのですが、もう10年以上前のことでほとんど覚えていませんでした。

そんな私がなんで献血に行こうと思ったのかと言いますと血液検査をしてもらうためだったのですが、名古屋の某献血ルームに入ると色々意外なことが多くて驚きました。

病院のベッドでただ寝かされて点滴みたいなイメージだったのですが、結構至れり尽くせり?で社会貢献の他にも気分転換としてもおすすめしたいと思うようなところでした。

そこで私が実際行った最近の献血ルームがどのような場所なのかをレポートしていきたいと思います。

最近の献血ルームには若い人(20代)が多い

ビルの1室にある献血ルームの受付に行ってまず驚いたのが、待合室にいる人はほとんどが若い人ばかりだったことです。

13人ほど待合室にいましたが男女は半々くらいで20代くらいの見た目の人がほとんどでした。

中には私のように中年の30〜40代くらいの男性もいましたが2人ほどであとは20代と思える人たちばかりです。

おそらくは学生と思われる若い女性たちも談笑していていい意味で期待を裏切られました。

献血ルームに行く前は病院の待合室のような年寄りばかりがいる陰気なイメージだったのですが全く違っていました。

考えてみればそりゃそうですよね。

不健全で病気がちな人は献血なんてできないですからね。

献血は若い人と健康な人しか出来ない特権です。

でもこうやって社会貢献しに来ている若い人たちが多いのを見ると日本も捨てたもんじゃないなとなんか安心できました。

全く見かけなかったのは30代以降の女性

今回献血ルームで全くと言っていいほど見かけなかったのが30代以降の女性たちです。(今回たまたま見かけなかっただけかもしれませんが)

20代前後の女性は多数見かけたのですが30代を超えていると思われる女性は看護師さんを除いては皆無でした。

女性の場合は貧血気味の人も多く、体調面で難しい年代ですから献血どころではないのでしょうね。

私の母親も事前検査で引っかかり献血出来なかったと言っていたことがありました。

つまりある程度の年齢の女性で献血に来ている女性はかなりの健康体質の丈夫な体の女性とも言えるのかもしれません。

控え室にはマンガや雑誌、新聞などが多数用意されている

献血する前後に休む控え室は長椅子がいくつも置いてありゆっくりと過ごせます。

献血後は貧血気味になりますので特に車の運転をする場合などは30分ほど控え室で休んでから帰らなければいけません。

その暇つぶしのためでしょうか控え室にはマンガ雑誌や週刊誌、新聞などが多数用意されています。

ネットカフェの雑誌コーナーみたいな品揃えでこれだけで数時間は時間が潰せそうです。

銀行などの待合室は中年女性向けの週刊誌の割合が多いのですが、献血ルームは若い人向けの雑誌の方が多くて客層の違いを感じましたね。

飲み物やお菓子が飲み放題、食べ放題

ここも私のイメージと違っていました。

献血というと終わった後にトマトジュースやお菓子、歯ブラシなどをもらって帰るというイメージだったのですが今はセルフで好きなだけ飲み食い出来ます。

ジュースやコーヒーなどの飲み物は通常一杯100円ほどの自販機がフリーとなっていて全て無料で飲めます。

自動販売機2台分ですので飲み物の種類は30種類以上ありました。

ネットカフェよりサービス良いですね。

献血の前後は十分に水分補給することが必須ですので飲み物は気兼ねせずに何杯でも飲めます。

私もコーヒー、コーラ、スポーツ飲料と3杯ほど飲みました。

お菓子もカゴに4種類ほど用意されていて好きなだけ食べれます。

私の行った名古屋の献血ルームはエリーゼやソフトせんべい、パイなどのお菓子が用意されていました

若い女の子たちは手元にたくさん持って来て食べまくっていましたので、若い女の子が献血にくるのはこのお菓子のためであるのかもしれませんね。

場所や季節によってはアイスクリームも用意されている献血ルームもあるようです。

飲み物を飲みながら献血できる

これも意外だったのですが、採血の途中にも飲み物が飲めます。

採血ベッドにはドリンクホルダーが設置されていて採血途中にも水分補給が出来ます。

私は採血室には飲み物を持って入らなかったのですが、看護師さんがコーヒーを持って来てくれました。

私は成分献血と言われる40分ほど時間のかかる献血をしたのですが、その場合途中で水分不足になるのを防ぐためにも飲み物は持って行った方が良かったようです。

参考→成分献血とは?

映画やドラマを見ながら献血ができる

採血ベッドの正面にはテレビが用意されていて好きな番組を見れるようになっています。

枕元にスピーカーが設置されていて深く寝転がると自分の耳元にだけ音声が聞こえます。

テレビ番組以外にも映画やアニメの専門チャンネルも見れて、ちょうど飛行機に乗ったような感じで好きな番組が見れます。

R指定の映画なんかもありましたがこんなところで見る人がいるのでしょうか?

ちょっと不思議でした。

無料で血液検査がしてもらえる

私が今回献血に行った理由はコレです。

献血をすると血液検査サービスとして7項目の生物化学検査と8項目の血球計数検査をしてもらうことができます。

参考→献血検査サービスとは

例えば会社の健康診断で血液に異常が見られ病院で再検査してもらうとなると当然治療費が発生してしまいます。

しかし献血をして同時に血液検査をしてもらうと無料で治療費なしで検査が受けられます。

ちょっと不純な動機ですが私の場合は血液検査がなかったらそもそも献血に興味を持つことがなかったかもしれないので献血人口を増やすためにある素晴らしいサービスだと思います。

ただし献血をするには健康的な血液が必要となりますので、何か重い病気や検査のために献血をするのはNGとなっていますので注意してください。

参考→献血をご遠慮いただく場合

献血会員になるとウェブ上でも検査結果が見れるようになる

献血のヘビーユーザー(年に複数回献血をしている人)は「ラブラッド」と言われる献血クラブの会員になることができます。

参考→複数回献血クラブ「ラブラッド」

会員になると様々な利点がありポイントで景品がもらえたり、全国の献血ルームへの予約ができるようになります。

更にウェブ上で過去の血液検査のデータを見たり輸送だと最短でも2週間ほどかかる血液検査の結果が最短で2日後に見ることもできるようです。

40歳以上の献血希望者は心電図検査もしてもらえる

40歳以上の献血希望者(成分献血だけ?)は献血前に心電図検査を受けることが必要となって来ます。

これは献血後に不整脈などが起きない体かチェックするために心電図検査をするようですが、40歳以上で過去1年の間に心電図検査をしていない人が対象となります。

献血ルーム内に心電図検査をするベッドがあって医師による問診などの後にすぐ検査してもらえます。

私は1ヶ月前に心電図検査をしたと伝えたはずなのですが何故か検査をさせられました。

理由はわからないのですが血液検査と心電図検査を無料でしてもらったと思えばかなりお得ですからまあいいかな。

まとめ

最近の献血ルーム事情をまとめて見ましたが、意外なほどに明るくて快適な場所でした。

病院というよりネットカフェやコワーキングスペース、オープンな図書館といったイメージでしょうか?これなら若い人が多く集まるのもわかる気がしました。

献血をしているとお金を払わないで代わりに血液を寄付をしているような気分になりますので、若くてお金がない人には最適な社会貢献なのかもしれませんね。

私の場合は血液検査をしてもらうという目的があったのですが、自分の健康状態の把握のために献血をするというのも社会貢献と合わせて一石二鳥です。

皆さんも献血に興味を持ったらお近くの献血ルームに一度行って見てくださいね。

それでは。

 

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