タクシー運転手の勤務形態や勤務時間のメリット、デメリットについて考えて見た

タクシードライバー転職

こんにちは。

タクシー業界について調べているBonpuです。

タクシー運転手の勤務形態って結構特殊ですよね。

隔日勤務、日勤、夜勤……

この辺りがタクシー運転手の主な勤務形態になるようですが、どれが一番働き易くて、どれが稼ぎやすいのかイマイチ良く分かりません。

特に隔日勤務というのはタクシー運転手の勤務形態で最もポピュラーなものらしいですが、謎も多い勤務形態です。

そこでタクシー運転手の勤務形態について隔日勤務、日勤、夜勤のそれぞれのメリット、デメリットについて調べ、考えて見ました。

隔日勤務

隔日勤務はタクシー運転手の勤務形態で最もポピュラーなものでありながら、一般の人にはかなり特殊とも言える勤務形態です。

朝の8時頃から勤務を開始して翌日の2時〜3時前後まで連続17〜18時間働いたら、そのまま仕事終わりは「明け」と呼ばれる休日となります。

仕事中には3時間の休憩が義務付けられているようです。

1日働いたら1日休む。

2日に一回しか働かなくてもいいのが隔日勤務です。

隔日勤務のメリットは?

隔日勤務の最大のメリットは何と言っても休日の多さでしょう。

隔日勤務者は月に最大でも13日までしか勤務することが認められていないため、その他の日は休日ということになります。 (正確には出勤日翌日の休みは「明け」という休みらしい)

つまりは月の休みが17〜18日!!

休みの日が出勤日より多くなんて普通の会社員にはありえない世界でしょう。

平日に休みが欲しい人や趣味もしくは資格取得の勉強などでまとまった時間の欲しい人には夢のような勤務体系です。

収入面はというと、タクシー運転手が稼ぎやすい時間帯は夜、夕方以降になる場合が多いようですが隔日勤務は日付の変わる終電の無くなった時間まで勤務時間がカバーされているので日勤よりも稼げるチャンスも多そうです。

隔日勤務のデメリットは?

1日の労働時間が17〜18時間もあることが隔日勤務の最大のデメリットでしょう。

特に腰痛などの症状がある運転手には20時間近くも車に乗っているはかなり辛い時間になるのかもしれません。

他には深夜に勤務が終わるとしてもほぼ徹夜と言ってもいいくらいの時間帯に帰ることになりますので生活習慣が乱れてしまうのが気になりますね。

他には終電も始発も電車の走っていない時間帯に仕事が終わるので、すぐに帰宅出来ないというのもネックとなるでしょうか。(ただ寝泊まりできる設備がタクシー会社にはある)

隔日勤務まとめ

メリット

  • 休みが非常に多い
  • 日勤より稼ぎやすい

デメリット

  • 勤務時間が長い
  • 生活習慣が乱れやすい
  • 終電後に勤務が終わるので帰れない

 

日勤

一般的なサラリーマンとほぼ同じ勤務形態です。

朝8時くらいから勤務を開始して17時前後まで勤務。

休憩は1時間。

必要に応じて残業。

休日は基本土日休みもしくは週二回のシフトでの休みとなるようです。

日勤のメリット

規則正しい生活を送りやすいことが日勤の一番良いところでしょうか。

アフターファイブがあり、世間のカレンダーとも休みを合わせ易いので友人や家族との時間も取りやすそうです。

酔っ払いの乗客を乗せる機会もほぼないと言えるので女性の方などはこちらの勤務を選ぶようです。

日勤のデメリット

隔日勤務より稼ぎにくい傾向があるようです。

タクシーで一番稼げる時間帯は夜〜深夜になりますのでその時間帯に勤務が無いのはかなり不利なようです。

しかし日勤の場合、月に26日まで出勤することが出来るので出勤日数を増やすなどすれば、稼げる機会も増えるかもしれません。

他には隔日勤務と比べると休みが少なくなることでしょうか?(しかし基本週休2日です。)

日勤まとめ

メリット

  • 規則正しい生活を送れる
  • 世間と同じ時間で働ける
  • 酔っ払いなどの相手をする機会が少ない

デメリット

  • 隔日勤務より稼ぎにくい
  • 隔日勤務よりは休みが少ない

夜勤

タクシーの夜勤は17〜21時頃から勤務を開始して翌日の6〜9時まで働くというスタイルです。

タクシー運賃は22時〜翌日5時まで割増料金が加算されるため同じくらいの売り上げでも日勤より多く稼げます。

夜勤のメリット

とにかくダントツで稼ぎやすいところでしょう。

22時以降は割増料金が取れるのに加えて繁華街などで乗客も見つけやすく、終電後の帰宅者などもいて割増料金+乗車率upで相当稼ぎやすくなるようです。

km国際自動車のコラムでは夜勤での売り上げが100万円以上あり月収70万以上なんて話も出ていますから実際にそうなのでしょう。

半ば都市伝説っぽく東京のタクシー運転手の夜勤専属は年収1000万を超えるなんて話も聞きますが本当の話なのかもしれません。

夜勤のデメリット

肉体的にきついことでしょう。

私自身、別業種で夜勤をこなしていましたがとにかく体がきつい。

朝日が昇ってから眠っても本当の意味での熟睡はなかなか出来ないので疲れが溜まっていきます。

まあ、個人的な感想ですが体力のある人向けの勤務形態だと思います。

あとは夜主体の仕事ですので泥酔した酔っ払いの相手をすることも多いかもしれません。

なんにせよ体力がなければ勤まらないのが夜勤です。

夜勤まとめ

メリット

  • ダントツで稼げる

デメリット

  • 体力的にかなりきつい
  • 酔っ払いの相手が増える

まとめ

タクシー運転手の基本形態とも言える隔日勤務は攻守共に揃った勤務形態とも言えます。

年収的にも東京なら500〜600万くらいはいけそうですし、休みも多くバランスが良いですね。

日勤は女性や高齢者運転手がメインの勤務帯ですが生活リズムを崩しにくいのはとても魅力的です。

ただ年収的には東京でも350〜450万くらいが限界なのでしょうか?

夜勤は日勤の倍くらいの収入も見込めますがとにかく体力勝負です。

私としては、もし1日3万円以上売上を上げれるなら日勤、出来ないなら隔日勤務というのがいいと思うのですが皆さんはどうでしょう?

それでは、また

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