大阪のタクシー運転手って稼げるのか?調べてみた

タクシードライバー転職

こんにちは。Bonpuです。

私、タクシー運転手に非常に興味がありまして色々なブログを参考にしながら研究しております。

タクシー運転手というと一般には「ブラック」といったイメージがどうしても付いて回りますが調べていくと特に東京のタクシー会社は非常に働きやすく、高給で下手な中小企業や専門職で仕事をするよりも余程人間らしい生活ができるということがわかりました。

タクシー運転手は稼げる?タクシーブログ読んで研究してみた
稼げない仕事の代名詞とも言われるタクシー運転手の仕事で年収500万〜1000万円をコンスタンに稼げる地域が日本国内にあると言います。それはどんな場所でどんな条件なのか。タクシー運転手のブログを読み漁って研究して見ました。

それでは東京と並ぶ日本の大都市「大阪」のタクシー運転手はどうなのでしょう?

様々なタクシー運転手たちのブログを参考にして調べて見ました。



大阪タクシー運転手の平均年収は360万前後

タクシー業界の全国平均の年収はおよそ300万円と言われていますが大阪だと360万円と全国平均を60万円上回ります。

流石に東京の平均年収420万円には及びませんが全国的にみると稼げる環境が揃っていると言えるでしょう。

タクシー運転手は平均年齢がとても高く、大阪のタクシー運転手も平均年齢が60歳近いと思われますので年金受給者などのあまり稼ぎたくない層が平均年収を下げているとも言えます。

実際、大阪の日本交通の募集要項にも平均年収400万円との記述が見つかったので働き盛りの40〜50歳の平均年収は400万円を超えているものと思われます。

ただ東京と比べて年収が落ちてしまうのは大阪特有の事情があるようです。

大阪のタクシー業界には55割なるものが存在するらしい

この55割といのはどういうものかというと一時の規制緩和の値下げ競争の時に生み出された苦肉の策のようでタクシー料金が5000円を超過する場合超過分の料金を半額にすると言った内容のもののようです。

例えばタクシー料金が長距離運送で12000円だった場合、5000円を超えた後の料金7000円が55割の対象になり半額の3500円に割引が行われます。

つまり本来12000円の売り上げが8500円に目減りしてしまうということです。

これは乗客には非常にお得な制度だと思われますが、タクシー運転手側からするとたまったものじゃないようです。

そりゃそうですよね。

本来12000円の運賃だと50%歩合で運転手には6000円の収入になるはずが、55割だと8500円の50%で4250円。収入が2000円近くも目減りするのですから。

この悪しき55割なるものが大阪のタクシー運転手を苦しめる元凶となっているようです。

しかしこの55割は今後廃止されるとの噂もあるようで、そうなってくると大阪タクシー運転手の年収はグッとあがり東京に近いくらいの水準になってくるかもしれませんね。

 歩合率は50〜60%?

東京のタクシー会社はほとんど全ての会社が歩合率60%前後のようですが、大阪のタクシー会社の歩合率は50〜60%と色々な情報がありはっきりとはわかりませんでした。

ただその月の売り上げによって歩合率が変動する制度をとっている会社が多いようです。

売り上げの高い人の歩合率は60%を大きく超えるときもあるようで、そうなってくると東京とほとんど変わらないということになります。

60%歩合だと月の売り上げ50万円で月収30万で年収が360万。

このくらいの収入は平均年収を見ると真面目に勤務すれば誰でも達成できるようです。

夜勤専属だとさらに高収入を目指せる

タクシーは基本的に昼よりも夜が稼げます。

深夜、特に終電後の時間帯が一番稼げる時間帯のようです。

東京のタクシーだと夜勤専属で年収1000万超えなんて話も見つかりましたが、それは大阪でも同じようで深夜中心に働くとかなりの高年収を目指せるようです。

大阪のタクシー運転手のブログでも月に50万越えの給与明細を公開している方も何人かいました。

ただ夜勤専属は体調管理が非常に難しく長期でやるのは難しいと思われます。

しかしこの辺は個人の体力差もありますので体力のある方は夜勤でやるのもいいのかもしれませんね。(まあ、私には無理そうです)

寮や社宅を用意している会社も多い

大阪のタクシー会社も寮や社宅を用意して地方からの労働者を受け入れられるような体制作りをしているところが多いようです。

部屋代も安く最大手の日本交通の寮は家賃8000円という情報もウェブ上に見つかりました。

これだけ安いと仮に東京との収入差があっても部屋代の分を考えれば実際に手元に残るお金はさほど変わらないのかもしれませんね。

会社の寮に住まない場合でも大阪の家賃は東京と比べると3分の2ほどで済むようですから、もしも地方在住で東京か大阪でタクシー運転手を始めるとしたら実際どちらが手元にお金が残るのか十分に検討する必要があるかもしれません。

まとめ

収入面から見ると大阪でのタクシー運転手は十分ありだと思います。

もちろん東京と比べると見劣りする面があるのは確かですが、その分家賃などの固定費が安く済むというメリットもあります。

それに大阪のお客さんの方が東京より寛容で優しいなんて情報もありましたので、初めてタクシー運転手で道に不安があってもお客さんが優しければ気持ちの面で楽になるなんてこともあるかもしれません。

稼いでいる方は大阪でも年収500万、600万と稼いでいるようですので、関西方面在住の方で東京にまで移住するのはちょっと…..という方には大阪でのタクシー運転手は最適な選択と言えるかもしれませんね。



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